こんにちは。
サロン運営コンサルタント
心からの行動で、価値を生みだす専門家の さとうまちこです。
接客を思う時、いつも思う事があります。
よく言われる、「クロージング」
皆さまは、意識されていますでしょうか?
私は・・・
クロージングという言葉が苦手です。。。
だって・・・クローズって・・・
「閉じる」ですよね・・・**
ものすごく「提供側」の言葉だな〜と、思います。。。
そもそも、わたしたちは、
お客様に貢献したくて、このお仕事をしている。
美容業界は、そういう方が多い業界だとも思います。
お客様への貢献とは、
「キレイになること」「健康になること」の具体的な方法の提示。
つまり、
そのお客様の素敵な未来に貢献できなければ、
わたしたちのお仕事の喜びもない
と思うのです。
ですが、やはり仕事なので・・・><と、売上を気にしていくと
「クロージングをしっかりして、チケットを売る様に!」とか
「クロージングをしっかりして、次の予約をとるように!」とか
上司に言われたり、自分も思い始めたりするわけです。
でも、よくよく考えてみましょう。
お客様にとって、「自分のキレイに役にたつこと」を見つけたら、
お客様ご自身
『それが、欲しくなる』。はずです。
つまり、『欲しい』というお客様の感情は、
お客様の未来を作る「スタート」にもなっているわけです。
お客様のスタートを作っていくのに、
「クローズ」という言葉は、しっくりきません。。。
私たちは、
◯そもそも
のことを、忘れがちになったりするようです。
そもそも、なんのために?
そういった「問い」は、どんな事をするのにでも有効です。
エステの場合だったら、
◯そもそも、お客様のキレイへの貢献をしたい=それが私の仕事
だとすると、
それは、「クロージング」をすることではありません。
私たちの仕事は
「お客様が、キレイになれる!」とちょっと先の未来の自分に
ワクワクすることを、描くことです。
そして、それを伝える事です。
それがしっかり伝われば、お客様は
「行動したくなる」
つまり、お化粧品を買ったり、次のご予約をいれてくださったり。。。
クロージングなんかしなくても
お客様の方から「伝えてくださる」
わたしたちがすべきことは、
「次は、これがしたい」というお客様の言葉を
引き出すことではないかと思います。
では、それをどうやって行なえばいいのか・・・?
6月のサロン学では、
その具体的な方法を、お伝えしていきます。
昨日店頭で、ご縁を頂いたお客様も、
クロージングなしで、お話の途中で^^;
おすすめしたい化粧品をすべてご購入頂きました。
それを見ていた他のスタッフさんは、「どうして??」と不思議がっていらっしゃいましたが、
私がしたことは、「お客様がしたくなるお手入れ」を探しただけです。
それは、クロージングとは全く別の事です。
お客様の「スタート」を探していたのです。
是非、みなさまも「普段使っている言葉」を
『お客様の立場になって』
見直してみてください。
上手くいくコツは、いつも行なっている接客のなかに
あたりまえのようにひっそりと、
あったりします。。。♪
たくさんの素敵な笑顔に貢献できるよう、
皆様も、「クロージング」ではなく「スタート」を
意識してみてくださいね^^
それが「買いたくなる空気」を作ります♪
わたしたちも、お客さまも
素敵な時間を紡いでいけます様に・・・☆